2008年08月29日:怒りからの気づき
  猛烈に今、腹が立っている。何に腹が立っているのか。それは、今、羽田空港からの帰りのバスの中にいるのだが、1時間、バスはほとんど動かない。石和の花火大会終了直後に巻き込まれ、全く身動き出来ないのだ。ただ、勘違いしないでほしい。この渋滞そのものは、確かにうんざりするが、それに腹を立てているのではない。腹が立つのは、この花火大会がある、という事実を、僕はバスに乗って運転手に言われるまで知ら…
2008年08月29日:作業前の心得
  困った時は原点に返るとよい。 大雨の一日だった昨日、週末に〆切の原稿を前に、何をどう手をつけて良いのやら、途方に暮れていた。北海道の出張の後、金曜土曜の二日間はオープンキャンパス、日曜は障害者団体の勉強会、そして月曜火曜とゼミ合宿で、身体に疲労が蓄積されていたのかもしれない。ゆえに、水曜は打ち合わせ→講演→打ち合わせと外回りをした後、木曜日はグッタリだった。土曜までにやり終える予定の…
2008年08月18日:時代を超えて変わらぬもの
  お盆休みだから、という格別な理由もないのだが、この週末に偶然読んだ3冊は、色んな意味で「戦争つながり」であった。 「『瀬島さんはこれからどういう仕事をなさるんですか』と河野が聞いた。『国家のために奉公します』『国家のためとはどういう意味ですか』『......』瀬島は黙ったままだった。」(共同通信社社会部編「沈黙のファイル-『瀬島隆三』とは何だったのか」新潮文庫、p298) 元大本営参…
2008年08月12日:書棚と頭の整理
  週末の行脚のあと、月曜日には真面目に大学に。 前日夜、新大阪駅構内で買い求めた551の餃子を肴にビール→白ワイン→グラッパと深酒をしていたので、少し二日酔い気味だが、約束があるので、よろよろ出かける。その約束とは、そう、学生さんにお手伝いを頼んで、半年以上ぶりに、研究室の大掃除をすることになったのだ。 そんなの一人で出来るでしょ、という声に対しては、ただただ、すんません、と答えるしか…
2008年08月10日:骨太に二分法を超えるために
  昨日は大学院時代の同窓会。言い出しっぺ故に「実行委員長」になってしまったので、司会進行役に徹してゆっくり昔の仲間と話すチャンスはなかったのだが、参加者から帰りがけに、あるいはメールで「参加してよかった」、と言われると、何だか嬉しい。こういうまさにボランティアの集いは、企画から実現まで結構面倒くさいことも沢山超えたけれど、参加者からの「ありがとう」という言葉に救われる、典型的な「やりが…
2008年08月09日:二つの裁量
  伊勢湾の朝日をホテルから眺める。山梨にはない光景である。もやがかかった昨朝とは違って、今朝の上空は澄んでいて、17階からは伊勢湾ごしに対岸の知多半島をもぼんやり眺めることが出来る。京都の盆地に生まれ育った僕にとって、水平線を眺められる、というのは、なんだか珍しく、故に大好きな光景の一つだ。 昨日は、ご当地の障害福祉に関わる方々の職員研修に関わらせて頂いた。その後、とある若手の自治体職…
2008年08月08日:記憶と閾値
  名古屋から津に向かう近鉄特急の中でレッツノート君を開く。久しぶりにあった知人との議論の余韻が残っている。 Mさんとは、大学時代に深くコミットしたボランティア現場で「同じ釜の飯を食」った年長のお仲間、という間柄。ちょうど干支が一回り前の時代に、ある共通の目標に向かって戦った仲間である。その時の熱狂と騒乱を一緒に体験した仲間として、同じ"戦場"にいたのがわずか10ヶ月間だった、と伺い、改…
2008年08月07日:峻別する視点
  「テクストは、語ることによって騙り、(語ってよさそうなことを)語らないことによって語るのである。」(竹内洋著『丸山眞男の時代』中公新書、p201) 戦後最大の知識人の一人である丸山眞男の膨大なテクストや、それ以上に山ほどある「丸山論」を図として、その背後にある「語ってよさそうな」語られていないこと(地)を探りながら、大学や知識人、ジャーナリズムの果たした歴史的役割やその変遷を捉えた一…
2008年08月06日:暗黙の価値観
  3日(日)の朝日新聞3面と社説では、介護・看護における外国人労働者の受け入れに関する記事が大きく載せられていた。そして、社説のタイトルは「ケアの開国」。こういう記事を読んでいると、何だかなぁ、と思ってしまう。それは、記事が暗黙の前提としているいくつかの「事実」が、強く一定方向の「価値」を帯びている、と感じてしまうからだ。 例えば、外国人労働者を受け入れる前提として「人手不足の解消」と…
2008年08月03日:真似て学ぶ
  ようやく夏休みモードに入る、と共に、既に夏バテ。夜、クーラーをつけると、てきめんお腹に負担が来る。小さい時から冷たいモノを飲んではお腹を壊していたが、その名残のようだ。 夏のお昼、と言えば素麺に限るのだが、でもそれも冷やっこい。付け合わせに何か腸を温かくするものを食べないと、と思って冷蔵庫を覗いてみたら、つるむらさき君がいる。そう言えば、台湾やバンコクで菜っ葉の炒め物なんて食べたよな…